法人スマホを格安SIMにするメリットとは?iPhoneでSIMカードを入れ替える方法も解説
更新日:2022.11.30
既に法人契約で社用携帯を導入している企業担当の方だけでなく、これから導入を検討している担当の方の多くは、毎月のランニングコストに頭を悩ませているのではないでしょうか。
社用携帯の通信費を極力安く抑えたい場合、格安SIMへの入れ替えがおすすめです。
本記事では、社用携帯を格安SIMに入れ替えるメリットと、格安SIMを使用するにあたり、iPhoneでSIMカードを入れ替える方法を解説します。
法人スマホを格安SIMにするメリット
- 社用携帯の通信費が安くなる
- 端末を買い換える必要がない
通信費の安さはもちろんですが、利用ケースによっては端末を買い替えることなく、そのまま使い続けることができます。
社用携帯の通信費が安くなる
格安SIMを利用する最大のメリットは、社用携帯の通信費を安くできる点です。大手通信キャリアと違い、格安SIM提供事業者は以下のような形態でサービスを展開しています。
- 自社で通信網を設けず通信キャリアから回線を借りている
- 実店舗を出していない事業者が多い
データ通信量の少ない最安の料金プランであれば、1台あたり月額1,000円以下で利用可能です。
大容量プランでも月額3,000円から4,000円程度に抑えられるため、大手通信キャリアを契約中で通信費の削減を考えている担当の方にはぜひおすすめします。
注:携帯からの音声発信通話が多い場合はコストダウンにならない場合があります。
端末を買い換える必要がない
現在の利用状況が以下のいずれかに当てはまる場合、端末を買い換えず契約事業者だけを変更できる点も格安SIMの魅力です。入れ替えたい格安SIMに端末が対応している
所有している端末の機種が、格安SIMに対応している必要があります。特に、最新機種や極端に古い機種の場合は注意が必要です。格安SIM事業者の「動作確認済み端末」に該当するかどうか、事前に確認しておきましょう。
SIMフリーの端末を利用している
利用している端末がSIMフリーの状態であれば、基本的にどのキャリアの回線も利用できます。過去大手キャリアから発売された端末には、販売する通信事業者の回線しか利用できないようにSIMロックがかけられていましたが、2021年10月1日以降は規制が解除され、SIMフリーの状態で販売されるようになりました。
そのため、SIMロック解除の必要がなくなり、スムーズに格安SIMへの移行が可能です。
SIMロックがかけられた端末は、キャリアのユーザー用ページやショップで解除手続きをすればSIMフリーにすることができますが、キャリアごとにSIMロック解除の条件が違うので、手続きをする前に確認が必要です。
SIMをiPhoneで入れ替える前に準備するもの
- iPhone(入れ替える格安SIM回線の動作確認ができているもの)
- 新しいSIMカード
- SIMピン
iPhone(入れ替える格安SIM回線の動作確認ができているもの)
iPhoneのSIMカードを格安SIMに入れ替えるには、契約する格安SIM事業者の回線に対応した端末が必要です。利用するiPhoneがSIMフリー端末であれば問題はありませんが、そうでない場合は対応回線を確認のうえ格安SIMを申し込みましょう。
新しいSIMカード
当たり前の話ですが、格安SIMへ入れ替えるためには新しいSIMカードが必要です。新しいSIMカードは格安SIMを契約すると送られてきます(店頭契約が可能な格安SIMサービスでは、その場で受け取れる場合があります)。
ここで注意したいのは、SIMカードのサイズです。
格安SIMを申し込む際はSIMカードを以下の3種類から選びますが、それぞれサイズが異なります。
- nano SIMカード
- micro SIMカード
- 標準SIMカード
ちなみにiPhone4と4sはmicro SIMカード、初代iPhoneと3G、3GSは標準SIMカード対応端末となっています。
最近は「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3サイズに対応していて、サイズに合わせてカットできる「マルチカットSIM」を採用している事業者が主流になりつつあります。 マルチカットSIMであれば、サイズに迷う必要がありません。
SIMピン
iPhoneのSIMカードを入れ替える際は、本体からSIMトレイを取り出すためのSIMピンが必要です。iPhoneのSIMトレイには穴があり、そこにSIMピンを挿入しないと取り出せません。
SIMピンは購入したiPhoneの箱に同封されていますが、紛失した場合は、ペーパークリップの先端部分を外側に伸ばして代用できます。
SIMをiPhoneで入れ替える手順
1.iPhoneから古いSIMを取り出す
2.iPhoneに新しいSIMカードを取り付ける
3.設定する
より詳しく入れ替えの流れを解説します。
iPhoneから古いSIMを取り出す
まずはiPhoneから今まで利用していたSIMカードを取り出します。本体側面にあるSIMトレイの穴にSIMピンを挿入すると、トレイが手前に出てきます。
そのままSIMトレイを取り出し、設置されているSIMカードを取り出してください。
iPhoneに新しいSIMカードを取り付ける
古いSIMカードを取り出したら、続いてSIMトレイに新しいSIMカードを設置してください。SIMトレイの形状通りにSIMカードを取り付ければ大丈夫です。その際、SIMカードの裏側に汚れや傷をつけないように気をつけましょう。
新しいSIMカードを取り付けて、SIMトレイを本体に戻せばOKです。
設定する
iPhoneへ格安SIMの取り付けができれば、あとは設定するだけです。設定方法は契約する事業者によって異なる場合がありますが、SIMカードに同封されている説明書通りに行えば大丈夫です。
法人スマホで「NifMo」が選ばれる理由
NifMoを法人で利用するメリットは、わかりやすい料金体系と翌月に繰り越せるデータシェアプラン、無償で使える管理ツールにあります。また、無料のSIMカード(1枚)お試しサービスが利用できるなど、導入検討中の法人にうれしいメリットも。
社用携帯を格安SIMへ入れ替え検討の際の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
※2022年12月時点の情報です。