MTU
読み方:えむてぃーゆー
正式表記:Maximum Transmission Unit
MTUとは
MTU (エムティーユー)とはMaximum Transmission Unitの略称で、通信機器が一度に送信できる最大データ数のこと。もしくはその設定値を指す。
一般的なMTUの設定値を超えると、パケットと呼ばれる単位に分割して送られる。MTUが大きければ大きいほど効率的にデータ送信が可能だが、送信エラーが起こりやすいネットワークでは設定値が少ない方が転送効率が高い。
特に古いOSはMTUの設定値が低く設定されていることが多いため、設定を見直す必要がある。MTU上限容量は物理媒体ごとに異なり、イーサネットでは1,500バイト、光ファイバー(FDDI)では4352バイトとなっている。
MTUの反対に、一度の通信で受信できるデータ最大値をMRU(Maximum Receive Unit)と呼ぶ。